世の中にはダイエットに関する情報は、星の数ほどありますが、その中で正しい情報はどれくらいあるでしょうか?
恐らく、1割もあればいい方だと思います。
○○ダイエット、△△ダイエットで -20kg!!
こんな広告であふれかえっています。
こうゆう物のほぼすべてが、誇大広告だと私は思います。
本気でダイエットをしたい人に、私が思う正しい情報を伝えたいと思います。
Contents
ダイエットは体重減少が全てではない
例えば、普段の会話の中で「私、ダイエットしてるんだ」、相手「へえー、で何キロ痩せたの?」
こんな会話よくありますよね。
しかし、この相手の返事が間違っているのです。
「何キロ痩せた?」はその人の元の体重によって、その数字に大きな違いがあるからです。
例を出します。
- 170cm、100kgの人が20kg痩せて80kgになった。
- 170cm、70kgの人が5kg痩せて65kgになった。
1.の方は20kg痩せましたが、まだ80kgもあります。
170cmで80kgはまだポッチャリ体型です。
2.の方は」5kgしか痩せていませんが、65kgになりました。
170cmで65kgは標準体重に近いです。
どちらの方が良いというわけではないですが、数字だけでは見えないものがあるのは事実です。
体重の変化ではなく、体型の変化がダイエットの本質である
大事なことは、体重ではなく体形を変えることがダイエットの本質だと私は思います。
ダイエットの目的は、
- 見た目をよくする。
- 健康に気を付けるため。
大きく分けるとこの2つしかないと思います。
見た目をよくするためにダイエットをしているなら、成果も見た目で判断するべきです。
ただ体重だけ落とすことに成功したとしても、ほぼ間違いなく筋肉も落ちてリバウンドしやすい身体になっていることが多いです。
体型の変化は筋トレで起こる変化のこと
見た目がカッコイイ体形になるには、筋トレをして筋肉をつけることです。
筋肉がついてくると、各部位が引き締まってきて、メリハリのある身体になります。
この変化がダイエットで求める体形の変化になります。
体重ではない、体型の変化です。
筋トレは毎日行わなくていい
筋トレの優れているところは、毎日行わなくていいことです。
これがジョギングなどの有酸素運動だと出来る限り毎日行った方が良いですが、筋トレは毎日行ってはダメなんです。
なぜかというと、筋トレを行った後は、筋肉の修復に2日くらいかかる為、週に2~3回がちょうどいいんです。
ダイエットは、継続することが大事なので、その意味において週に2~3回で済むのは、ハードルが低いと思います。
1週間のスケジュールに取り入れられるよう考えましょう。
ダイエットで行うべき筋トレメニュー
ダイエットで行うべき筋トレメニューは主に2つ。
腕立て伏せと四股踏みです。
腕立て伏せの詳しい記事はこちら
四股踏みの詳しい記事はこちら
この2つを3か月行ったら、引き締まったメリハリのあるボディを手に入れることが出来ます。
腕立て伏せで?って思うかもしれないですね。
ですが、腕立て伏せを舐めてはいけません。
正しいフォームで行うと、これがかなりキツイ。
筋トレ初心者や女性の場合、1回も出来ないかもしれません。
腕立て伏せは、正しいフォームで行うと、それだけ難しい種目になります。
1回も出来ない場合は、膝をついて行うことをお勧めします。
膝をつくことで、負荷が減り、やりやすくなります。
私も初めは、膝つきから始めました。
無理をせず、出来ることから始めましょう。
四股踏みは、お相撲さんがするアレです。
やってみるとわかりますが、まず腰を落とすことさえ難しいです。
まずは10回出来るように頑張りましょう。
食事制限ももちろん必要です
ダイエットですから当然、食事制限も必要です。
脂肪を落とすには、(消費カロリー)-(摂取カロリー)
にならなければなりません。
なのでまずは、自分の消費カロリーを知る必要があります。
男性
活動レベル軽い | 活動レベル中 | 活動レベルやや高い | 活動レベル高い | |
20代 | 2250kcal | 2550kcal | 3050kcal | 3550kcal |
30代 | 2200kcal | 2500kcal | 3000kcal | 3500kcal |
40代 | 2150kcal | 2400kcal | 2900kcal | 3400kcal |
女性
活動レベル軽い | 活動レベル中 | 活動レベルやや高い | 活動レベル高い | |
20代 | 1800kcal | 2000kcal | 2400kcal | 2800kcal |
30代 | 1750kcal | 2000kcal | 2350kcal | 2750kcal |
40代 | 1700kcal | 1950kcal | 2300kcal | 2700kcal |
男女別で表を作ってみました。
大体の目安なので、正確に知りたい場合はこちらで確認してください。
30代を例にします。
活動レベルやや高い場合、3000kcalを1日に消費します。
そして摂取カロリーを2800kcalにした場合、
3000-2800=200kcal
1日に200kcalの減量をすることが出来ます。
1か月で6000kcalです。
脂肪1kgのカロリーは、7000kcalなので約800g位ですね。
1か月で800g。
6か月で4800g。
1年で9600gも減量できることになります。
実際こんな簡単にいくとは思いませんが、理論上は行けます。
大事なのは、常にカロリーを気にして食べることです。
慣れれば大したことないです。
ぜひ習慣にしてしまいましょう。
脂肪と筋肉は同じように増減する
ここで残念なお知らせがあります。
- 脂肪が減ると筋肉も減る。
- 脂肪が増えると筋肉も増やすことが出来る。
これが現実です。
脂肪を減らしながら筋肉を増やすことは基本的には出来ません。
なのでダイエットの場合、脂肪だけ落とそうと思っても無理なんです。
筋肉も一緒に落ちていくんですね。
だから食事制限だけのダイエットの場合、脂肪と筋肉が落ちていくので、基礎代謝も落ちて太りやすく痩せにくい身体になってしまうんです。
筋トレをすることで筋肉が減るのを防ぐ
ここで筋トレの出番です。
食事制限と一緒に筋トレを行うことで、筋肉を落としずらくするんです。
まったく落ちないわけではないのですが、筋トレをすることで落ちる量を減らすことが出来ます。
さらに筋トレをすることで各部位が引き締まり、メリハリのある身体になります。
ライザップのCMがわかりやすいですね。
ライザップも食事制限と筋トレが基本ですから。
自分で行う場合は、自重筋トレだけで十分効果があります。
ただし、正確なフォームを習得する必要がありますが。
ここでもう一度筋トレの紹介をします。
腕立て伏せの詳しい記事はこちら
四股踏みの詳しい記事はこちら
ダイエットは筋トレが一番重要!のまとめ
いかがでしたか?
ダイエットは、食事制限はもちろん必要ですが、筋トレも大事なんです。
食事制限だけだとリバウンドしやすい身体になってしまいます。
筋トレをすることでリバウンドしにくい身体を作り、メリハリのある身体を手に入れられるように努力しましょう。
「継続は力なり」です。
あなたの成功を信じています。
それでは本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。
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