今まさに激しい筋肉痛になり、どうすれば治るのかと思っているあなた。
その筋肉痛、長引くかもしれません。
私は腹筋ローラーと懸垂で10日以上筋肉痛が治りませんでした。
本当に治らないかと思ったほどです。
しかし治らない筋肉痛はありません。
ということで、40歳の中年で筋トレ初心者だった私が、激しい筋肉痛になり10日以上も治らなかった理由と原因をお伝えしていきます。
Contents
筋肉痛はなぜ起こるのか?ネガティブ動作で強い負荷がかかるとなりやすい
そもそもなぜ筋肉痛は起こるのでしょうか?
それは筋繊維が伸びながら力を出す時に起こる筋肉の反応です。
これをネガティブ動作と言います。
このネガティブ動作で強い負荷がかかると筋肉痛は起きることが多いです。
例えば、坂道を走って下るとき、ブレーキをかけながら走らないと足が絡まってこけてしまいます。
自分が走れるスピードに自然と調整しているんですね。
このブレーキをかけながら走るのがネガティブ動作になります。
そしてネガティブ動作で強い負荷が続くと筋肉痛になってしまいます。
ここで筋肉痛の原因を追究したいところなんですが、実は現代の科学をもってしても完全に解明されてはいないのが現状なんです。
なのでこの辺で筋肉痛のメカニズムについては終わりにします。
筋トレ初心者は筋肉痛になりやすいので軽い負荷で行っていきましょう
筋トレを始めて行う初心者の人や普段全く使わない筋肉を使った時は、筋肉痛になりやすいです。
定期的に筋トレを行っている人でも筋肉は2週間以上使わない状態になると次に使われた時、筋肉痛になりやすくなります。
しっかりトレーニングしている人でも感覚が空いてしまうと筋肉痛になってしまうんですね。
なのでこれから始めて筋トレを行う人は必ずと言っていいほど筋肉痛になります。
なので最初は正しいフォームの確認をして、軽い負荷で行っていきましょう。
こうすることで、激しい筋肉痛は回避できます。
さらに軽い負荷で行うので正しいフォームを意識して行うことができます。
筋トレには正しいやり方があります。
自己流もいいですが、まずは基本から学んでいきましょう。
それが一番の近道だと私は思います。
40代の筋トレ初心者が初めにすること、トレーニングよりも大事なこと、まずは知識の勉強から行いましょう
筋肉痛が治らなかった期間|腹筋ローラーで10日、懸垂は3週間かかった
通常の筋肉痛であれば、2~3日で治ることが多いですが、ほとんど使われていない筋肉だったり、今まで経験したことのない負荷がかかった時、激しい筋肉痛に襲われることがあります。
私も何度か経験しておりまして、最初は腹筋ローラーでの筋トレの時です。
腹筋ローラーは見た目は簡単で、実際にやってみても結構簡単に出来てしまうんですね。(膝コロですが)
なので調子に乗ってかなりの回数行ってしまったのです。
そしたら翌日、経験したことのない腹筋の筋肉痛に襲われ、起き上がるのもままならない程。
最終的に筋肉痛が取れたのは、10日間くらいかかりました。
もう治らないかと思ったほどでした。
次は懸垂を始めた時です。
筋トレ初心者の頃(今もまだ初心者ですが)懸垂で広背筋を鍛えようと行ってみたのですが、もちろんできるはずもなく、ぶら下がるので精一杯。
でもそれじゃ筋トレにならないと思って、バーに飛びつきゆっくり下ろす(ネガティブ動作)を出来るだけやりました。
その日のうちに筋肉痛になり、翌日からは会社のドアを開けるのもつらかったです。
その時初めて、ドアを開けるのに広背筋を使っていたのだと気づいたくらいです。
2週間経って普通の生活は出来ていましたが、懸垂をしようとぶら下がると痛くて身体を伸ばしきることが出来ませんでした。
3週間経って、やっとぶら下がれた感じです。
このようにあまり慣れていないことを一気に行ってしまうと後でひどい目に合うので、気を付けましょう。
最初はフォームの確認くらいがちょうどいいと思います。
ただ1つ言えるのは、治らない筋肉痛はない。ということです。
筋肉痛が治っていない部位は筋トレをしない方が良い
筋肉痛がまだ治っていない部位は筋トレはしない方良いです。
筋肉痛が治っていないということは筋肉の修復がまだ終わっていないということが言えるからです。
目的にもよりますが、筋トレをする人は筋肥大を目指している人が多いと思います。
この場合、筋肥大どころか筋肉が小さくなってしまう可能性があります。
筋肉には超回復という素晴らしい機能があります。
超回復にはサイクルがあり、損傷⇒修復⇒損傷前よりもちょっとだけ大きくなる。
このようなサイクルになっていて、修復の途中で筋トレを行ってしまうとサイクルの最後の行程が行われなくなるので、筋肉が大きくなりません。
なのでしっかりと筋肉痛が治るのを待ってから筋トレを行った方が効果があります。
筋肥大には、筋トレ、食事、休息の3つをしっかりと行わなければ筋肉は大きくなりません。
なので筋肉痛がある時は食事と休息をしっかりととり、筋肉痛が早く治る努力をしましょう。
筋肉痛でも筋トレをする場合は違う部位のトレーニングにする
筋肉痛でも筋トレをする場合は違う部位のトレーニングをするのがおすすめ。
その時に注意したいのは違う部位と言っても筋肉痛の部位と近い場所の筋肉は避けた方が良いです。
なぜなら、違う部位の筋トレであっても補助筋として使われている場合があるからです。
なので簡単な分け方として、上半身と下半身で分けるとわかりやすいと思います。
こうすることで迷うことなく筋トレメニューなどを考えることが出来ます。
筋トレで筋肉痛が治らない間にトレーニングしてもいいのか?のまとめ
ここまで筋肉痛を中心に見てきました。
筋トレをして筋肉痛が起こるということは、その筋トレが正しく行われていて筋肉にしっかりと刺激が入っているから筋肉痛になるんです。
正しく筋トレが行われている証拠でもあります。
なので、筋肉痛が治らない間に次回の筋トレを行う時は、筋肉痛になっていない部位をトレーニングするようにしましょう。
こうすることで、筋肉痛の部位は回復に専念でき、その他の部位はトレーニングすることが出来ます。
簡単な方法として、上半身と下半身で筋トレ日を分ける方法があります。
これだと部位が被ることはないのでお勧めです。
筋肉痛は、筋肉が成長していると感じることのできる現象の一つです。
これからも正しい筋トレで、筋肉痛になりながら筋肥大を目指して頑張りましょう。
それでは本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。
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